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2006年6月25日 (日)

昭和の居酒屋・三平

Photo_27  唐突だが、23日金曜夜、新宿のサンパークにある居酒屋、「日本料理三平」に職場の有志2人とともに行ってきたのである。

 知る人ぞ知る(?)新宿アルタ裏の三平ストア・サンパーク。その6階に「日本料理 三平」がある。

Photo_28 由緒正しい昭和の香りを残す「日本料理 三平」。1階では呼び込みのアナウンス(たぶんテープ)がエンドレスで流れている。人員削減だ。しかし、そのアナウンスでは、なぜか「日本料理 はやしや」と言っている。どちらが正しいのか? 両方あわせれば「ホント大変なんすから。ドーモ」でお馴染み、昭和の爆笑王 林家三平だ。シャレか?

 中に入ると、どうにもよくわからないディスプレイが客の目を愉しませてくれる。

Photo_29 テーブル席の右側に設えられた日本庭園風スペース。水のない池のほとりには石灯籠が。そして、その足元には、なぜか、ナベの上にカニ。

Photo_30 できあいのものではなく、このディスプレイのために作られたものの様子。そうまでして作る意味とは?

Photo_31 壁には豪邸の象徴、商売繁盛の定番、カメの剥製も。

なんか顔がおかしいような気もするが。ほかにも鷲の木彫りとか、パンダのぬいぐるみとか、そこかしこに謎の多いものがディスプレイされ、独特の雰囲気を醸し出している。

さて、今回のわれわれの目的は、カエルである。昔は居酒屋メニューにたまにあったカエル。台湾料理屋などでもお目にかかるわけだが、職場の25歳女子は食べたことがないという。彼女が三平にある、という噂を聞きつけ、ぜひに、というわけでやってきたわけだが、その言いだしっぺの女子は当日経理伝票の整理に手間取り、サンパークの前に着いたのは閉店近い夜の9時(23時まで)。しかも金曜である。内心入れなかったらどうしよう、とドキドキしていたのだが、なんとか入店でき、ホッとする。

 客の90%強がオヤジ。オヤジ濃度の強い店内が、昭和の匂いをさらに加速させる。窓際は靖国通りが見渡せる絶好のロケーションとなっており、25歳女子はその席を熱望したのだが、そこはオヤジの指定席らしく、願いは叶わず、嘆息することしきり。だから、お前が遅かったからだろ~がよ。「なんでそんなに時間がかかったの?」と聞けば「領収書の用途に思いを馳せてまして…」思いは馳せなくていいから、ちゃっちゃと書きなさいよ。ま、いいか。間に合ったしね。というわけで、矢継ぎ早に注文。

Photo_32 まず、到着したのがアボカドサラダ。バジルドレッシングがかかっていて、今風の味付けで美味しい。が、四隅に盛られたマヨネーズと、その中にあるゆで卵が三平オリジナルか。

Photo_33 おすすめメニューの「とびうお刺身」。盛り付けが生前のとびうおを想起させる凝ったお造りである。これもなかなか美味しい。

Photo_34 イカゲソ焼きをたのんだのだが、売り切れだったので、イカバター焼き、という、あまり聞かないメニューを、同行者その2の27歳男子が注文。これが、なかなかのヒット。付け合せのキャベツにも、山盛りのマヨネーズ。

Photo_35 アボカド好きの女子が注文した「アボカドと鮪の盛り合わせ」。アボカドをワサビ醤油で食べるとトロの味に似ている、というのは周知の事実だが、赤身の鮪と食べるというのはいったいどうなのか…。いや、美味しいですけど。

そして、壁に貼ってあったおすすめメニューから「うに豆腐」なるものも注文したのだが、出てきたものは…。

Photo_37  これです。なんですか、これ? だいたいうに豆腐、と聞いたら、豆腐にうにが乗っているものかな、とか想像するじゃないですか。玉子豆腐にうにが練りこまれたような、うにの香りがするようなしないような…。不思議なものでありました。

そして、今回の目的であるカエルである。メニューによると三平ではカエルは唐揚げと塩焼きの2種類あるようだ。25歳女子に選んでもらうことにした。「どうするよ。両方たのむ?」「え~っと…。とりあえず、唐揚げにします…。しましょう。」「あ、塩焼き、ビビったでしょ、そうでしょ」これは27歳男子発言。「いえ、そういう…、わけじゃないんです…けど…」「ま、いいじゃないの、けっこう他にも頼んだしさ」と余裕ぶっこいた大人の発言をしてその場を収めつつ、カエルの到着を待つ。来ました!

Photo_38 これです。(あんまり好きじゃない人のために、ちょっと小さめにしてみました。)「はい、食べて食べて。薀蓄を披露するとね、カエルは中国では田鶏(ディエンチー)と呼ぶ地方もあるくらいでね。鶏っぽいでしょ?」」「いただきま~す。あ、本当にこれ鶏みたいですね。でも足でこれだけ大きいと、体って相当大きいんですよね?」「これ食用ガエル。ウシガエルとかって言われてるやつ。あなたの家のそばにもよくいるでしょ?」「あれか~」彼女は東京近郊県から通っているのである。「なるほど~。でも、このカエル、唐揚げになる前はこんなに足伸ばしたことってなかったですよね、きっと」「あるだろ! 飛ぶときとか、泳ぐときとか」「あ、そうか~」変なことを考えるやつである。すっかり度胸をつけた彼女は塩焼きも頼むことを決意。オーダーしたら残念なことに売り切れ、ということで塩焼きは次回に持ち越しと相成った。

「僕、泥鰌頼んでいいですか?」とは27歳男子。「あ、いいんじゃない。田んぼ仲間ってことで」「私、泥鰌も食べたことないです」「見かけによらずお嬢様か? 大丈夫? 美味しいけど」「大丈夫だと思います」

Photo_39 で、泥鰌の柳川鍋。「美味しいですね」「でしょ」

ほかに、しらすおろしとか野菜の煮物とかヤキトリとか、いろいろたのんで、生ビールだの梅干サワーだの飲んで、お勘定は一人3000円ちょい。安い! 満腹、満足でハナキンの新宿を後にしたのだった。

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